ご覧の通りの砂地です。この畑の下の方では、秋になるとぶどうの搾り粕を溜めて発酵させています。その為秋から春にかけてはイノブタが毎日のように食べに出現し、畑を掘り返して行くのであちらこちらがボコボコになっています。できた堆肥は春先に畑に撒きます。
あまりに急な斜面だったので、一度栽培を諦めて野に帰った土地を平成になって再開墾した畑です。昭和の初期にはここよりも標高の高い場所も一面がぶどう畑でした。収穫したぶどうを平地に運ぶ為のロープウェイのような作道が設置されていました。ページ一番上の滑車がその名残です。